仕事と子育て [子育て]
こんなに大変なものだとは思って居なかった。
両親を尊敬する。
今回は思い出話です。
僕は地元ではそこそこ大きな会社で働いている。
とは言っても田舎でもっともポピュラーな製造業の会社だ。
一人目の娘が産まれたころは夜勤もやっていた。
その頃はワンルームみたいな家に住んでいた。
明け方、仕事から帰ってきても家には帰らなかった。
物音で娘が起きてしまうからだ。
朝が来るまで、車の中で寝て待っているのが、夜勤の週の日課だった。
ガソリン代が勿体ないので、エンジンを消して寝ているが真冬はとても寒い。
雪が降る地域なので毎日氷点下だ。
寝袋と、ペットボトルにお湯を入れた湯たんぽで暖をとっていた。
別に、妻に追い出されていたわけじゃない。
僕がそうしたかっただけで、意外に嫌いじゃない。
独身の頃は車中泊をよくしていたぐらいだからだ。
車の中で寝ていると、妻が娘を連れて起こしに来てくれる。
一歳だった娘が、
「パパ」
この一言だけでとても幸せな気分になれた。
さて、思い出に浸るのは趣味ではない。
明日も頑張って仕事に励みますか!!